人工肛門(ストーマ)ってどんなもの?おしりから何か出ているの?(出てません)
突然ですが、私はオストメイトです。
数年前にちょっと病気をしまして、
人工肛門(ストーマ)というチャームポイント(笑)が
おへその横につきました。
隠しているわけでもないのですが、
自慢するほどのモノでもないので…
特にお話もしません。
とはいえ、人工肛門と言うと
おしりから管でも出ているように思われるようで…
後ろ姿に視線を感じることもしばしば(笑)
ということで、
得意の模型を作ってみました。
人工肛門ってこんな感じです。
Ta-Da!(じゃじゃーん)
制作費1,902円。全米が震撼する、ダイナマイトボディです(笑)
それでは、詳しく解説しましょう。
【おことわり】ここより下では、医学的根拠や実際の手順などを全く知らないオストメイト中島小百合が、自分のストーマ観察と憶測から人工肛門に似たおもちゃを作る過程をご紹介しています。不意にグロテスクな画像を見てしまうことなく、あくまでもストーマという面白いしくみを知っていただこうと作ったもので、医学的に正確ではない部分もありますことをご了承ください。
切り込みを入れます。
その切り込みから
腸をぴょろりと、出します(笑)
近くで見ると、こんな感じです。
片方(上)が胃から来た管。
もう片方(下)がおしりへ続く管です。
そしてそれを…
ちくわが2つ、できました(笑)
上の穴は胃から続いている管なので、
食べたものはここから出てきます。
下の穴は
おしりに続く管なので、
おなかの中で絡まらないように
頭だけ出しておきます(笑)
大腸がんなどで大腸を全部摘出された方の場合は、
下の穴を作りません。
私は今の病気が治ったらストマを取る予定なので、
穴がふたつ出ています。
で、この端っこを
ジーンズのようにロールアップします。
陽気なイタリア人兄弟が主人公の
某TVゲームに出てきそうな
土管っぽいビジュアルになりました。切りっぱなしも不便なので
裁ち目をきれいに整えます。
完成です~。
そんなに大したものではないです(笑)この上にパウチと呼ばれる
袋を貼って過ごしています。
ちょっとグロテスクな話ですが、
自分の腸が動いているのが見えます。
けっこう動くんですよ、腸。
時間をかけて見ていると、伸びたり縮んだりします。
私の脳とは関係なしに、一生懸命働いてくれている腸。
ちょっと感動しちゃいます。応援したくなりますよ(笑)