2024-12-02

目黒区の災害時要配慮者防災講演会に参加しました

目黒区の災害時要配慮者防災講演会に参加しました。
講師は跡見学園女子大学観光コミュニティ学部の鍵屋一先生。中高で跡見に通ったご縁もあり聴講しました。
鍵屋先生は秋田県男鹿市のご出身。男鹿市では毎年ナマハゲとしておうちを回る人が高齢者や障害者の情報を把握しています。被災時にはナマハゲの人が避難の指揮を執るケースも多いそうです。

他にもたくさんのデータや被災地の写真で「災害時に高齢者、障害者を守るために」というお話を聞きました。
実際の避難所のトイレの写真を見て(非常時で仕方がないのですが… )衛生状況の悪さにショックを受けました。実はオストメイトの私は、袋の中身を空けるだけなら災害用簡易トイレ(ポリ袋と凝固剤など)があればトイレ本体がなくても用事が済む仕様になっています。

障害者が被災時に持っておくべき心構えは?と伺ったところ「2週間籠城できる準備を」と教えていただきました。オストメイト的には替えのパウチやウエットティッシュ、いつも飲んでいる薬などを多め(装具なら1ヶ月分ほど)に入れておきたいところです。

地元につながりを持っておくこと、特に障害者は大事ですね。地域防災の大切さ、改めて考えるきっかけになりました。
非常持出袋をひっくり返して、全部ちゃんと使えるかな、入れ替えの必要はあるかな、と見るだけでも良いと思うんです。できることを、少しずつ、忘れずに。

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