2022-09-12
湯澤規子教授の書籍でご紹介いただきました
言葉の音が届けるもの
ウンコの教室 という大層パンチの効いたタイトルの本で、著者の 湯澤規子 教授とお話させていただきました。
ウンコの教室 ─環境と社会の未来を考える/湯澤 規子 著
私は「ウンコ」と口に出すことに抵抗があります。たとえ独り言でも、子ども向けの講座でも、できるだけソレを口に出さずに済むようアタフタ言葉を探します。
みんなトイレに行くし、身体に取り込んだ食べ物はいつか必ず排出されるので、きっと変に意識をしているのは私のほうなんでしょうね(笑)
インタビューで湯澤先生が「ウンコ」と口に出すたびソワソワしていたのですが、湯澤先生がその言葉を口に出すとき、そこには余計な感情や変な恥じらいのない、ニュートラルな「にんげんの活動の一側面」という音だけが、あって。
私のお話は、本のいちばん最後のほうで、とても素敵に紹介して頂いてます。お送りいただいた本と一緒に、とても光栄なメッセージが添えられていて。言葉を仕事にする方、嘘なく編まれた言葉の音には、その人の生き様が乗っかるんだなぁ。と感動しました。
ぜひいろんな思い込みをいったん横に置いて、書店で手にとってみてくださいね。
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