2020-03-03

英会話で聞き返される理由の「一番大きなもの」は？

安定した強い息の流れ

正確に相手に届く英語発音に不可欠なのが、安定した強い息の流れです。
子音と母音がひとつずつ交互に出てくる日本語と違い、英語は複数の子音や複数の母音を一度に発音しなければならないことが多いです。

子音は特に「舌、唇、あごの開きなどを調節することで、息の流れをどのように遮るかで音が決まるため、息を強く出し続けることで「子音を音にする」という意識がとても重要になります。

あれ?

電車やオフィスで英語を話す人を見かけると、やけに声が大きいように間こえることはありませんか?

あれは実際に声が大きいというより、身体全体をリラックスさせて息を使って喋っているので、結果的に身体全体がよく響いた豊かな声が出ている状態です。

私たちが海外で英語を話したときに「Huh?」(えっ?)と聞き返される理由の一番大きなものが、じつは「声が小さい」からなのをご存知でしょうか?

レジで、レストラン自分が伝えようとしたことが伝わらずがっかりした… というとき、ほとんどの場合は文法的な間違いではなく、音量の問題です。

「伝わらなかったらどうしよう」よりも「間違ってもいいから伝えたい」という気持ちのほうが本当は強いはずですから、相手と自由に英語でコミュニケーションができるようになった自分を想像しながら、安定した強い息の流れを作るエクササイズに取り組みましょう。