ビジネス(business)はビジネスじゃなくて、ビ「ズィ」ネス!!
3つの「シ」
日本語でいう「シ」は、3種類の英語子音がごっちゃになっています(笑)。
(2) シークレットのシ(S, スィ)
(3)シアターのシ(Th, thィ 笑)てんてん(濁音)がついても同じ感覚です。
いちばん起きやすい事故としては「ビジネスが伝わらない」問題。
ビジネス(business)はビジネスじゃなくて、ビ「ズィ」ネスなのです。
ビジネスなどという単語を会話やプレゼンで出すときなんて、いちばんシュッとしたい感じでお話でしょうから!
どうか!
ズィって言って!
たとえ日本語に慣れた耳が「ププっ」って皮肉っぽく笑っても(←英語発音の練習で一番面倒なのが、この「英語ってなんかこう、バカっぽく聞こえるよね」という感覚をなだめることだったりして)ズィって言って!
おねがいーーー!!!
ええと、落ち着きますね(笑)
どれがどの「シ」?
アソ「シ」エーション、「シ」ンプル、サム「シ」ング。
どれがどの「シ」か結構しっかり言ってあげないと伝わらない、というお話。です。
座学の得意な方(TOEICとか英検で点数取れる方)は、こういう部分から発音に取り掛かるとシュッと上達します。
英単語のスペルが分かる人は、アルファベット通りに読めば正確な発音になっちゃいますから。
とはいえ「カタカナから英語発音をイメージする」テクニックもあるので♡
日本人が発音やりづらいのはカタカナのせいだー!というわけではないです。
その人によって、最短距離の英語習得ルートって違うんですよね~。
使う本や資料も、その人が興味を持っている業界や内容を選ばないと続かないし。
その人の得意なところから始めないと効率的に伸びないし。
私なんて鬼せっかちで、鬼めんどくさい生徒だったので、つまんない教科書とか渡されると瞬時にやる気が失せました(笑)
さて、もういっちょ「ハ」のお話もしましょうか。
HoodieとFoodie
英語には2つのハ行があって、それを耳で聞き分けたり、身体の動きで読み分けたりします。
Hはガラスを曇らせる息の音で、Fは下唇と上前歯の隙間を通る風の音です。
発音って常に自分の出音(デオト… 口から出てくる音)を耳で聞きながら、コレ合ってるよね?と確認しながら進めていく感覚があります。
筋肉なんてすぐ強張ったりユルんだりするので、身体の動きだけで覚えていると、ある時発音がズレる(今までにやっていた身体の動きでは狙いの音が出なくなる)ことがあります。
ちょっと調整するだけで解決できる程度のズレなんですが、それで
「前に言ってたことと違うじゃないか」
って怒られたことがあります(笑)
身体は世界一柔らかい楽器なので、毎日どころか喋るたびにコンディションが乱高下するのがこう、もーう!カワイイんだからー!って思います(笑)
といことで、今日は「シ」と「ハ」のお話でした♡