2022-10-18

劇団ワンツーワークス「消滅寸前(あるいは逃げ出すネズミ)」を見てきました!

かけた時間がつくるもの

劇団ワンツーワークス「消滅寸前(あるいは逃げ出すネズミ)」をたくさんの女子たち(笑)とワーワー観劇しました。
消滅寸前(あるいは逃げ出すネズミ)
過疎化の進んだ限界集落で、先の見えない地域おこしを続けるか、それとも村を看取るか。8人の住民がせめぎ合います。
負け戦とは分かっていても、そこでそれをする以外の選択肢が見えない。うまくいかないことを他の誰かや何かのせいにする。自分の正しさが揺らぐのが怖くて、変化を受けいれられない。でも緩やかな死からは逃げられそうにない。だったら、どうする?という話。
すごく良いエンディングでした。

初めて見る演出で。舞台が真っ暗にならず、演者さんの表情が見えるくらいの暗さで場面が転換するんです。喋り終わるか終わらないかのところでフッと照明が落ちて、いま喋ってた出演者たちがビートに合わせてゼンマイ仕掛けの機械のようにくるくるセットを動かして、明るくなった瞬間にはもう次の人が喋り出すテンポ感。
この緻密な作品をつくるために、どれだけの時間と情熱が注がれたのだろう… と圧倒されました。

ラスト3公演、滑り込みでも入れるかもしれないそうで!配信チケットもあるそうなので、ホネのある作品に飢えている方、そろそろナマでライブやお芝居が見たいんだよねと思っていた方!ぜひ観に行ってくださいね。

あと近所の「牡蠣と和牛の奴隷」というけしからん名前のお店が最高です。

 

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