「当たりまえ」を声にする(Stating the Obvious)
Stating the Obvious:当たり前を声に出すこと
Stating the obviousというフレーズがあります。「言うまでもないことを、あえて口にする(ことで双方の足並みを揃える)」という意味です。
そんなこと、言わなくても解ってるよ。って思いますか?
いやいやいや。言わないと分かりませんって(笑) 照れくさくても、バカバカしいと感じても、私は状況さえ許せば想いのすべてを声にして、相手に心を伝えないと気が済まない質(たち)です。
もちろん自分が話を聞く側であっても、好意や感謝は言葉にして直接届けてほしいし、耳の痛いことでも… 信頼する誰かが私の成長を願って指摘してくれているなら、まっすぐ受けとめたいです。
Language as icebreakers:言葉が溶かす心
だって、想いを形にした言葉は心に栄養を与えて、日々を気持ちよく幸せに暮らす力をくれるわけですから。
会議室でギクシャクした空気が、お酒の席の世間話でスッと和やかになるように。無愛想なシェフに「美味しかったです」と声をかけたら、にっこり微笑んでくれたように。電車が不意に止まってイライラしていた気持ちが、隣のおばあさんと「困りましたねぇ」と話すうちに溶けていってしまうように。
言葉は贈り物のように相手と自分の心に橋を架け、新鮮な感情とアイディアの風を吹き込みます。こんなに可能性のあるツールを、相手を動かす兵器としてだけ使うなんて!あまりに勿体ないです。
当たり前のことこそ、声に出して届けたい。それは日本語でも英語でも変わりません。独り言を言うくらいの気やすさで英語を使いこなせたら、あなた自身も驚くような展開や意外な可能性の扉が開くかもしれません。
Never let yourself unheard:想いのすべてを形に
私は23歳までひと言も英語を話せなかったのですが、英語という言葉を新しく手に入れてからというもの、YouTubeで、SNSで、翻訳/通訳で、プライベートレッスンで。新しい経験と縁が日々拡がっていきます。このブログもまさにその1つ。皆さんに私の想いを聞いていただけるのがとても、嬉しいです。
言葉の力、皆さんも信じてくださいね。あたりまえのことを口に出し、相手との距離を溶かして、いろんな想いが伝わりますように。正直なところそれが英語でも、日本語でもいいと思います(笑) でも英語だと、まったく違う価値観の人と繋がれる魅力があります。それを知ってしまうと、英語への興味が止まらなくなります。
今月はハロウィンということで「英語発音ミステリーツアー」というオンラインレッスンを企画しました。詳細は当日までのお楽しみ、初級から上級者までの方にお楽しみいただける発音のお話をする予定です。ハロウィン直前の週末10/27(日)13:00-14:00、オンラインでお待ちしていますね。詳細とお申し込みはこちらからどうぞ→→https://forms.gle/V8HSWSgiSFDh9ziE7
そんなこともおいおい、お話できたら嬉しいです。なんだか物騒な台風が近づいているようです。どうぞお気をつけて、お過ごしくださいね。それでは!